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NINE-NATION JOURNEY

海外駐在、就職活動、転職、外資系企業、マーケティング、ビジネススキルに関して学んだ事を書いていきます。毎週末更新します。

海外駐在~会社選び~

※この記事には多分に独断と偏見が含まれておりますのでご留意願います。

 

将来は海外で働きたい!

 

このブログをご覧になられているからにはそう思われているビジネスマン、学生の方々は多い事かと思います。

そうなると勿論、海外展開している企業に就職、転職することが必須となります。

※もっとも難易度低く、かつ手っ取り早い手段である現地でのローカル採用はここでは割愛致します。詳細は別途!

 

一般的に考えて海外展開しているのは、

メーカー、商社、乙中業者、飲食業といったところでしょうか?

 

ただ、商社は総合商社であればスーパーマン集団ですので、平日は社外・社内共に接待爆弾の連続投下を続け、その中でも実績を残し、かつ休日はゴルフ、さらには出張地獄と無尽蔵の体力と鋼のごとき精神力が必要です。中堅商社に関してはさらに厳しいのかもしれません。

 

乙中業者は隠れた海外展開の有望業種ですが、業務内容自体に差別化が難しく、特に東南アジアでは年々競争が厳しくなっていると伺っておりますのであまりお勧めしません。ただ、通関士の資格を持っていてかつ、あまり話せる人のいない第二言語のエキスパートだったら若手でもいける可能性は非常に高いのでキャリアを積むためであればありかもしれませんね。

 

飲食業は年々海外展開が加速しており、また日本食ブームもあり海外駐在のチャンスもどんどん高くなっていて、すごくやりがいのある仕事なので「日本食を世界に!」みたいな使命感の有る方は良いかと思います。ただ知人から伺った話ですと中々ハードボイルドでしたのでこれもまたお勧めしません。あと社内で選ばれる為の競争率が高く、また若手が行ける可能性は低いですね。 

 

お勧めはやっぱりメーカーですね。

 

ではどのようなメーカーがお勧めか?私の独断と偏見で結論付けますと、

東証ないし大証に上場している

B2Bのメーカー

・何かしらの分野で世界シェアBEST4に入っている製品を持っている

・海外売上比率が高い

・海外駐在員のローテーションがしっかり行われている

 

何故に上場?何故にB2B?何故に世界シェア?

その理由は下記の通りです。

 

 

①上場していると住居、学費、給料といった福利厚生が手厚い

「大切なのは会社の大きさじゃない!!」・・・そうですね!その通りです。ただね、海外駐在すると、特に家族連れでいくとそうじゃないんですよ。日本にいると世間が広い為、おのずと経済力も同じくらい人達とコミュニティができますよね?海外はそうじゃありません。世間狭いです。その際に重要になるのが会社の大きさです。会社が大きければ、住居だって良いコンドミニアムを会社が全額負担で住まわしてくれて、学費も全額出してくれて、医療も勿論全額無料、毎年日本に帰国する飛行機代も出してくれて、毎月好きな日本の雑誌も無料でくれて、しかも給料も日本とダブルで貰える。となるわけです。しかも会社が大きくないと現地企業からの信頼も勝ち取りにくいです。

言い切ります。海外では「大切なのは会社の大きさだ!!」

 

B2Bはマーケットトレンドがそこまで早く移り変わらないから競争力を維持できる

B2Cの世界は鬼のようなスピードで新しい製品が出ては消え、出ては消えを繰り返しております。今現在B2C製品を取り扱う外資系メーカーに勤めている私としては前職がB2Bであっただけにかなりびっくりしています。 B2Bの世界とB2Cの世界では時間が流れるスピードが2倍以上違い、また欧米系と比較し日系はB2Cにおいて重要なマーケティングがしっかりと体系化されていないため、遅れを取る事は今後間違いないかと思います。その点、B2Bはまだまだ日系企業の品質や、信頼といった強みが生きています。

※B2Cでも圧倒的なブランド力がある場合は別ですけどね。

 

③世界シェアが高ければ海外工場で生産しても、もはや「Made in Japan」

日系で海外展開している企業で「うちは100%日本で生産しています」という会社は少ないのではないでしょうか?そりゃあそうですね、海外に工場をシフトする事で人件費や原材料費(同じ日系メーカーから購入する場合でも、海外価格なんてのがありますからね)、国によっては特区に工場建設すれば法人税なんかも数年間は払わなくてよくなりますからね。ただ、まだなお「Made in Japan」というのは絶対的な威力を持っているんです。でも製品は海外工場で製造したい!そんなときに重要なのが主力製品が如何に世界でシェアを取れているかが重要なんです。なぜなら剣が無ければお客さんを制す事ができないからです。大体メーカーの向上ってのは多少の違いはあれど、日本工場がマザー工場となって海外工場も管理してたりするんで、日本の工場と殆ど同じような設計で作られているんです。なので謳い文句としては「日本の工場と全く同じ設備、原材料で生産された、Japan品質の製品だ!」となるわけです・・・実はつっこんでいくとかなり無理があるこの論理も、剣があればなんのその!となるわけですね。

 

④海外売上比率が高いと会社の戦略が海外にシフトする

木を見て森を見ず・・・では戦略は作れません。戦略構築は事実を俯瞰的に見て、その上で最善のゴールを明確にすることが重要ですよね。今の時代国内の売上が延びていて海外が落ちている・・・という企業は少ないとは思いますが、海外売上比率の方が高い、という企業もまだまだ少ないかと思います。売上のある(拡大している)事業に人材を投入する、当然の事ですよね。例えばA社とB社、2つ会社があって、

・A社が売上2000億円の海外売上比率25%(社員4000人)

・B社が売上1500億円の海外売上比率40%(社員3000人)

であれば実は海外駐在員はB社の方が多い、と言う可能性は非常に高いと思います。

 

⑤海外駐在員のローテーションがしっかり行われているとビジネスがドライブできる

海外駐在員のたらい回し、片道切符・・・と言う会社は実は多いんですよ。「海外でキャリアを積みたい人にとってはずっと海外で働けた方がいいじゃん!」と思うかもしれませんが、結局最終的に判断を下すのは何やかんやで日本本社の役員会なんです。しかも海外駐在員は本社へのパイプが強くないので、本社での出世が難しく、役員にはなれない。役員はみんな英語しゃべれません・・・なんて言う東証一部上場企業は実際本当にあるんですよ!そうなると海外でのビジネスを1から説明して、しかも経験が無い人達に説明するわけですから全く持ってビジネスがドライブされないのです。これは役員に限らず管理職全員に言えることでけどね。

 

以上、殴り書きではありますが簡単に纏めて見ました。

もし海外で働かれる事を検討されているのであれば、是非参考にしてみて下さい。