NINE-NATION JOURNEY

海外駐在、就職活動、転職、外資系企業、マーケティング、ビジネススキルに関して学んだ事を書いていきます。毎週末更新します。

海外駐在におけるジェネラリストとスペシャリスト

 こんにちは。先日久しぶりに前職時代の人と話をしていて、「ふむふむ、面白いなぁ~」と感じた事があったのでそれについて書こうと思います。

 

 前置きですが、私は2016年の夏までは東南アジアに2年半駐在していました(今は転職して日本在住ですが)。海外駐在時代にいつも上司や周りの先輩に「海外駐在員は「何でも屋」でなければならない。会社の製品についてある程度何でも答えなければならない」と言われていました。

 

 確かに会社代表としてその会社に送り込まれる以上、その会社の製品をよく知っている、会社の文化をよく知っている人が適任だろう・・・「何でも屋」!という事は間違っていないでしょうね。ただその側面だけを切り取ってみるのであれば、単純に会社でキャリア長くて、色々な部署を経験した人が最も適任ですよね。

 

 しかしながらこの考え方って海外事務所の駐在員が2~3名くらいであれば成り立つとは思うのですが、駐在員が10名近い事務所に関しては話が別だと思います。駐在員が10名もいながら全員が何でも屋って、よく言えば「何でも出来る人(ジェネラリスト)が10人います!」ですが悪く言えば「でもスペシャリストは1人もいません」ですよね。

 

 こうなってくるといわゆる「ジェネラリスト」と「スペシャリスト」の論争に発展していきますが、「ジェネラリスト」の育成には総じて時間がかかります。一般的に日系企業におけるジェネラリストとは「様々な部署を経験した人」なので、会社として海外駐在員に「ジェネラリスト」を求める企業は、キャリアの浅い若手を海外に送るべきではありません。よく「海外にいけば成長するから、大丈夫だから」とか言う人もいますが大間違いです。海外に行く前に海外に言っても通用するだけのスキルとメンタルを準備するのは絶対条件です。

 

 先日話をしていた僕の友人も、若手でキャリアが浅いので、特定の製品に関してはスペシャリストですが、会社全般の製品を知るジェネラリストではありません。しかしながら上司や先輩は彼に対して「ジェネラリスト」としての動きを求めてくる・・・だから海外に来て、日本で一度も扱ったことのない自社製品の勉強をしている・・・自分が日本で経験した製品の知識はあまり使う事がない・・・もはや本末転倒といえるでしょう。

(最もこれは完全に組織体制の責任であり、彼自身の責任ではまったくありません)

 

 海外駐在員に何を求めるかは組織によって異なりますが、人材のローテーションを最重要事項と捕らえている僕にとっては、「スペシャリスト」を送り込んで、3年くらいでまた別の「スペシャリスト」を送るシステムの方が効率的な様に感じるのであります。

「龍角散 のどすっきり飴 シークワーサー味」から考える「Consumer is Boss」

 先日上司と新製品の名前の承認を貰う為のミーティングの中で「Consumer is Bossだよ!」と諭され、自分自身がマーケターとして如何に未熟かを気付かされましたので備忘録の為にも書こうと思います。

 

 「Comsumer is Boss」・・・日本語的に直訳すると「お客様は神様です・・・」でしょうか?

 

 ただ私がここで言いたい「Consumer is Boss」の考え方は、飲食店とかで微妙に酔っ払って「てやんでぇ!お客様は神様でぇ!」とか言う粋な江戸っ子風の迷惑な客が言うような台詞ではなく、「買い物において何を買うかを決めるのは、あなたでも私でもありません。お客様自身です。」というものです。

 

 いやいや、分かっとるがな、そりゃ買い物において何を買うかを決めるのはお客様ですがな!と普通に思うかもしれませんが、実は本当に真剣にしっかりとお客様のことを考えているケースって少ないんじゃないでしょうか?

 

 例えば丁度今のどが痛くてのど飴を舐めていますので、のど飴を例にとって見ますね。商品は「龍角散の のどすっきり飴 シークワーサー味」になります。

 

 

 

 

 はじめにこの商品のパッケージの構成要素を因数分解してみますと、

  1. パッケージカラー
  2. 商品名
  3. フレーバー(この場合はシークワーサー)
  4. コミュニケーション
  5. バックグラウンドデザイン

 

 とありますが、これら商品パッケージの構成要素の1つ1つが実は「Consumer is Boss」という考え方の基に成り立っていると僕は考えています・・・今では←上司に諭されるまで僕にはこの考え方が抜けていました・・・自分を恥じる!

 

 そして今回は②について勝手な推測で何故この様な「商品名」と「フレーバー」に至ったのかを書いていきたいと思います。

 

 「②商品名」ですが、「龍角散の のどすっきり飴 シークワーサー味」ですね。

 

 この商品がラインエクステンションの商品である以上、商品名の頭に付いている「龍角散の」は既にFixなので消費者観点を論じる必要は今回はないかと思います。

 

 次に「シークワーサー味」ですが、これはフレーバーですので、こちらもフレーバーが決まった時点で既にFixですね(まあ何故シークワーサー?という点についてはかなり消費者観点が含まれていますが今回は敢えて飛ばします)・・・・

 

 おいおい飛ばしすぎだろ、もう「のどすっきり飴」しか残ってないじゃないか・・・と思うかもしれませんが、「のどすっきり飴」の部分だけでも十分消費者観点で論じる事はできると思います。

 

 「のど飴」の「のど」と「飴」の部分に何か単語を入れることで、より多くの消費者の方に選んで貰う!という目的できっとこのネーミングはスタートしたのでしょうね。

 

 消費者観点で考えてはじめますと、そもそものど飴を購入する人って「何かしら喉に問題を抱えている人」ですよね。状態としては・・・

 

  1. 喉が痛い
  2. 喉が痒い
  3. 喉が詰まる

 からしゃべりにくい、息がしづらい、食べ物が食べられない・・といったところでしょうか?

 

 それに対する表面的なインサイトとして、

 

 喉の問題が解決して、しゃべれる、息が出来る、食べ物が食べられるようになりたい!

 

 という事が上げられると思います。表面的なインサイトに基づけば、商品名は「のど絶好調飴」でも「のどさわやか飴」でも「のどすっきり飴」、「のど美人飴」でも何でもいいわけですね♪

 

 ただもう少し消費者観点を深堀していくと、そもそも本当に喉に大きな問題を抱えている人はのど飴じゃなくて薬飲んで医療用トローチを舐めますよね?のど飴で深刻な喉の痛み、痒みを何とかしようとは思いませんよね?

 

 という事はすくなくとものど飴を購入する人は、「それほど深刻ではないが喉に問題を抱えている人」が消費者になるのではないでしょうか?

 

 そして「深刻ではない」と一言で言ってもまだまだ分類できますよね。

 

 そもそもこの「龍角散のど飴」を購入する人ってきっと、「深刻ではないが結構のどが痛くて、なんとなくこの龍角散って文字が薬っぽいから効き目も良さそうだし買って見よう!」ってひとなんじゃないですかね(実際には消費者調査などでこの辺りはクリアにさせないといけないのですが・・・)?

 

 きっと「喉が少し痒いな・・・今日はプレゼンなのに声の出が少し悪いな・・・今夜はデートなのに喉の調子がなんだか悪くなりそう・・・」って人はキシリクリスタルとかはちみつ金柑のど飴を購入するんじゃないでしょうか?

 

 どなるとおのずと「のど」と「飴」に入る単語は先ほど上げた中であれば・・・薬を使うほどじゃないけど結構のどが痛くて何とかしたい人に刺さる言葉でないといけませんね!

 

「絶好調」←のど飴で絶好調になる事は考えにくいし、消費者もそこまで期待していない

「さわやか」←喉が痛いのにさわやかって何だかちがうな・・・喉が痒いならぴったりかもしれない

「美人」←今夜カラオケ?今夜デートならいいかも。

「すっきり」←喉痛くていがらっぽい・・・詰まっている感じがすっきりしそう

 

 という事でこの中であれば「すっきり」がベストかもしれませんね。

どうでしょう?なかなか商品名1つとっても面白いと思いませんか?

 

 「龍角散のど飴」を手に取る人の消費者のインサイトを無視したら「のど美人飴」っていうのも名前としては素敵ですよね?でもインサイトを考えると、「のど美人飴」なんて名前は全く合っていないですよね?

 

 これこそが 「Comsumer is Boss」 なんだと私は考えています。さらに言えば「喉」ではなく「のど」とひらがなを使っているのも消費者観点ですね!

 

 名前を決めるのはあなたの好みでも上司の思いつきでもない、消費者なんです。

今回は商品名を例に説明しましたが、この考え方って消費財マーケティングをしていく上で随所で必要な考え方だと感じております!

 

 さぁ、精進精進!

 

P.S

新製品の名前について上司から承認は貰えませんでした♪もう一度「Consumer is Boss」で考えなきゃ!

「3人のレンガ職人」から学ぶEngagement

こんばんは!GWですね!せっかくのGWですが僕は東京から一歩も出ていません。家族と毎日東京都内でグルメ食べ歩きしています。

 

突然ですが皆様はイソップ童話の「3人のレンガ職人」というお話をご存知ですか?どんなお話かと言いますと・・・

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世界中をまわっている旅人が、ある町外れの一本道を歩いていると、一人の男が道の脇で難しい顔をしてレンガを積んでいた。

 

旅人はその男のそばに立ち止まって、 「ここでいったい何をしているのですか?」 と尋ねた。

 

「何って、見ればわかるだろう。レンガ積みに決まっているだろ。朝から晩まで、俺はここでレンガを積まなきゃいけないのさ。あんた達にはわからないだろうけど、暑い日も寒い日も、風の強い日も、日がな一日レンガ積みさ。腰は痛くなるし、手はこのとおり」 男は自らのひび割れた汚れた両手を差し出して見せた。

 

「なんで、こんなことばかりしなければならないのか、まったくついてないね。もっと気楽にやっている奴らがいっぱいいるというのに・・・」 旅人は、その男に慰めの言葉を残して、歩き続けた。

 

もう少し歩くと、一生懸命レンガを積んでいる別の男に出会った。先ほどの男のように、辛そうには見えなかった。

 

旅人は尋ねた。

 

「ここでいったい何をしているのですか?」

 

「俺はね、ここで大きな壁を作っているんだよ。これが俺の仕事でね。」

 

「大変ですね」 旅人はいたわりの言葉をかけた。

 

「なんてことはないよ。この仕事のおかげで俺は家族を養っていけるんだ。ここでは、家族を養っていく仕事を見つけるのが大変なんだ。俺なんて、ここでこうやって仕事があるから家族全員が食べいくことに困らない。大変だなんていっていたら、バチがあたるよ」 旅人は、男に励ましの言葉を残して、歩き続けた。

 

また、もう少し歩くと、別の男が活き活きと楽しそうにレンガを積んでいるのに出くわした。

 

「ここでいったい何をしているのですか?」 旅人は興味深く尋ねた。

 

「ああ、俺達のことかい?俺たちは、歴史に残る偉大な大聖堂を造っているんだ!」

 

「大変ですね」 旅人はいたわりの言葉をかけた。

 

「とんでもない。ここで多くの人が祝福を受け、悲しみを払うんだぜ!素晴らしいだろう!」 旅人は、その男にお礼の言葉を残して、また元気いっぱいに歩き続けた。

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※「エンゲージメントフォーラム」から引用

この話は人が働くモチベーションを実に上手く表現していますよね!

 

現代のサラリーマンに当てはめて見ていくと・・・

 

【1人目】

「THE社畜」。現状の与えられた仕事に文句ばかり言い、目の前の点の仕事の線の姿を想像しようともしない。飲み屋では多分上司の悪口に花咲かせる。お前の指がすす切れようがひび割れようが知った事かぁぁあ!

 

【2人目】

仕事は辛いが現実問題これしか生きていくための手段がない。ざっくり言えば家族のために頑張るお父さん。多分日本社会に一番多いタイプ。一歩間違えると社内ニートに転向する可能性を秘めているのである意味では1人目よりも危険因子と言えるでしょう。

 

【3人目】

仕事を点でなく線で捉えられていて、線が繋がりあった時のビジネスインパクトも十分に想像できている。多分レンガ積み一つでもより効率的なやり方を見つけ出しているはず。「パレートの法則」でいう完全に上位2割のタイプ。こんな風になりたい・・・

 

この童話って書いた人はきっと「3人目の人のように常に広い視点で物事に取り組みなさい、社会の為に働きなさい。」って事を言いたいのだとは思うのですが、現実問題それってかなり難しいですよね。だって自分が入社した会社がモラルハザードの会社だったりしたら3人目の人みたいに働くなんてまあ無理でしょう。無駄な仕事ばかり押し付けてくる上司もいるし、コミュ障な上司だって世の中にはいるわけです。

 

僕はこの童話ってまさにレンガを積んでいる立場の人間よりも、現場監督・・・いうならばマネージャーの立場の人が読むべき童話だと思いますね♪マネージャーの人は自分自身の力でチームメンバーを1人目の様にもできるし、3人目の様にも出来るわけですから!

 

モチベーションって物凄く働く上で物凄く重要なものだから、会社組織は如何にして社員のモチベーションを上げていくかを常々真剣に考えなくてはいけませんね。

 

さて、GWも後半戦!明日明後日は仕事するぞぉ!!あ!1人目の社畜みたいになってる、僕!笑

JAPAN POWER

先日、外資系企業が上手く「JAPAN」という単語が持つ力を利用しているところを見たのでその事について書こうと思います。

 

何回かこのブログでも書かせて頂いておりますが、僕は現在は外資系の消費財メーカーでマーケティングとして働いているのですが、その前は日系メーカーで営業をしておりました。日系メーカーの営業時代は東南アジアに駐在していたこともあり、「海外で如何にして製品を販売するか!?」見たいな事ばかり考えていました。

 

その時私が扱っていた製品というのは日本市場では80%以上のシェアを誇る製品だったのですが、海外では全くの無名でした(そりゃあそうです。過去に先人たちが何回か海外での販売を試みましたが失敗して来ておりましたから・・・)。

 

過去の挑戦と失敗の歴史から「がむしゃらに動く!」というやり方ではアカン事は分かっておりましたので、まず始めに自社製品のCROSS-SWOT分析を行いました。その結果として、当時も今もそうだとは思いますが、東南アジアでは圧倒的に「JAPAN」という単語が大きなパワーを持っていることが分かり、自社製品のもつ唯一のStrenghがそこだったのです。

 

自動車、家電それらの業界においては「MADE IN JAPAN」が市場を席巻していましたので、人々のイメージの中に「JAPAN=High Quality」というイメージが刷り込まれていたんです。

※ちなみに面白い事に「Cool」という観点だと1位は「韓国」なんですよね・・・まあこれはファッション業界とかの影響が強いのですが。

 

という事で、当時は「JAPAN, JAPAN, JAPAN」みたいな感じでメチャクチャ「JAPAN」推しで製品のブランディングやプロモーションを行っていました。

 

と、物凄く前置きが長くなってしまったのですが、現在私が働いている外資消費財メーカーは海外に工場があります。ですので基本は製品を海外工場から輸入して、日本市場で販売するということになります。その過程で商品のパッケージとかは勿論日本語に直しているのですが、日本語パッケージでの梱包は海外工場で既に行われているんですね。

 

で、また先ほどの話に戻るのですが、東南アジアでは「JAPAN」が人気・・・という事で、東南の一部の国は、パッケージに敢えて日本語を入れたいから、日本市場で使われているパッケージのデザインを一部使わせてくれ、という依頼があり、日本語が記載されたパッケージが採用されたりしているのです。

 

JAPAN」パワーを使ってビジネスを展開するのは日系企業お家芸だとばかり思っていたのですが、業界によってはぜんぜんそんな事はなかった・・・という事に気がつき結構衝撃を受けた出来事でした。

 

がんばれ日本!

 

チームの力を信じる事の大切さ

皆様こんばんは!忙しすぎて全く仕事が追いついていなくて焦っています。今週は土日も仕事なので最近はなかなかの社蓄っぷりを見せ始めています。

 

さて、例のごとくタイトルは大きく出てみました!「チームの力を信じる事の大切さ

」です!

 

まず初めてに皆様にインプットしておきたいのが「外資系って個人能力が優先されるからチームプレイとか言いつつも結局は個人プレイなんでしょ~?」という偏見は間違っていると言う事です・・・あ、すいません、そんな偏見持っていませんでしたか?実はこれ、外資系企業に転職する前に私が持っていた偏見です。

 

外資系企業は得てして縦割りの構造ですので、それぞれの部署の役割と責任(Role and Responsibility)が明確です。ちなみに私はマーケティング部署にいますが、マーケティング部署だけで完結する業務も勿論ありますが、業務大部分はCross Functionalですので、マーケティング部署だけでは完結しません。

 

但し、ビジネスオーナーはあくまでマーケティングですので、前述の内容と矛盾してしまうのですが、極端な話、マーケティングだけで完結させようと思えば完結させることも出来ます。いわゆる三ちゃん企業の社長の裏技「えい!やぁ!」ですね!

 

ただ、マーケティングはビジネスオーナーです。ビジネスオーナーって一番の責任はビジネスを拡大させる事ですよね?

 

そうなりますと考えるべき事は「ビジネスを拡大させるためにベストな方法は何なのか?」をという事になります。これに関しては業界によって全くアプローチの仕方もティップスも異なるとは思います。ただ、共通していえる事は「チームの力を信じる事」という事だと僕は考えています。

 

「いや、僕はマーケティング、営業、経理、カスタマーサービス、流通全て経験した事あるから全部できるし、自分で全部判断できるよ!」というスーパーマンな人も中には入るかもしれませんが、先ほど述べさせて頂いた通り「一番の責任はビジネスを拡大させる事」である限り、全部自分で判断できると言う人でも身体は1つ、頭は1つ、考え方は1つですので、あくまで「こなせる」であり、「達成する」ではないと僕は考えています。

 

もちろんビジネスの世界で仕事を「こなす」事は非常に重要な事です。まあテスト言うなら100点としても良いかもしれないですね。それでも100点です。ただ「達成する」というのはそこからさらに踏み込んだレベルであると思います。

 

ビジネスの世界には120点も140点も存在します。何故なら質を突き詰めていけば、効率を突き詰めていけば無限にどこまでもいけるからです。そしてビジネスオーナーは常に120点や140点を目指さないといけないと僕は考えています。

 

そして140点を目指すときに一番大切なのが「チームの力を信じる事」であり、逆に言えば信じれる事こそがビジネスオーナーたるマーケティングのプロフェッショナルとしての条件とも言えるのかもしれません。そして100点以上の成績は、個人の力では成し得ないものであると僕は断言できます。

 

今回は私自身がマーケティングなので主語がマーケティングやビジネスオーナーになりましたが、実際セールスでも経理でもマネージャークラスや、一人でも部下や一緒に働く仲間がいる人は同じ事が言えると思います。

 

ちなみに前職で海外駐在していた時のチームは大きな括りでみると、

 

1. 日本本社の研究開発部署

              +

2. 海外事務所営業

              +

3. 現地代理店

              +

4. 現地の町の小さな販売店

 

という構造でした。国によってはこのチームが機能している場合と機能していない場合がありましたが、①~④が顔交わせるパーティーをしたり、頻繁にミーティングを行っている国はやっぱりビジネスがグングン拡大していましたね!

 

ちなみに最後にこんな事書いちゃうなんて反則かもしれませんが、これはあくまで個人個人がプロフェッショナルとしての技量と責任感を持っているときの話ですので、一人でもマイナスな人間がいるとたちまち状況は悪化します。

 

ビジネスは掛け算ですので、チームに一人でもマイナスがいると結果もマイナスになる、という事ですね。

 

最終的にはいつも通りまとまりの無い文章になっておりますが少しでも共感してくださる方がいれば幸いです♪

 

P.S

全然関係ないけど最近読んだチームに関する面白い本です!

 

TEAM OF TEAMS (チーム・オブ・チームズ)

TEAM OF TEAMS (チーム・オブ・チームズ)

  • 作者: スタンリー・マクリスタル,タントゥム・コリンズ,デビッド・シルバーマン,クリス・ファッセル,吉川南,尼丁千津子,高取芳彦
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2016/04/01
  • メディア: 単行本
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DialogとDiscussion

皆様こんばんは!

 

今日は最近結構気になっているワードである、DialogとDiscussionについて書いていきたいと思います。はじめにそれぞれのワードの意味ですが、

 

【Oxford Dictionariesより】

Dialog

A conversation between two or more people as a feature of a book, play, or film.

 

Discussion

The action or process of taking about something in order to reach a decision or exchange ideas.

 

・・・ざっくりというと最終的な決断を下す会話か、あるいは結論を出さない会話か・・・ということですかね。

一見すると、ビジネスにおいては確実にDiscussionの方がマッチする様に感じますよね。

 

ただDiscussionだと「何かを時間以内に決めないといけない!」という時間的制約が精神的制約を生んで、最終的なアウトプットに対しても何かしらの制約がかかり、質が落ちているのではないだろうか?そう感じる経験がここ最近頻繁にあるんですよね・・・

 

むしろ、時間的制約とか精神的制約のないランチの時間とかの同僚との仕事に関して談笑している時の方が良いアイディアが生まれる気がするんです。

 

そして大抵、答えのない事について、ベストと推測される決断や方針を下すときは時間制限のないDialogの方が良い決断を導き出せる気がするんですよね。

 

これって脳科学的に何か解明されているのかなぁ?気になったのでちょっと書いてみました!

メキシコで漁師するかハーバードビジネススクールでMBAとるかの話

皆様こんにちは!

下記、ネット上で一時期ブームになったアメリカンジョークです。

 

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メキシコの田舎町。海岸に小さなボートが停泊していた。

メキシコ人の漁師が小さな網に魚をとってきた。

その魚はなんとも生きがいい。それを見たアメリカ人旅行者は、

「すばらしい魚だね。どれくらいの時間、漁をしていたの」 と尋ねた。

すると漁師は

「そんなに長い時間じゃないよ」

と答えた。旅行者が

「もっと漁をしていたら、もっと魚が獲れたんだろうね。おしいなあ」

と言うと、

漁師は、自分と自分の家族が食べるにはこれで十分だと言った。

「それじゃあ、あまった時間でいったい何をするの」

と旅行者が聞くと、漁師は、

「日が高くなるまでゆっくり寝て、それから漁に出る。戻ってきたら子どもと遊んで、 女房とシエスタして。 夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、 歌をうたって…ああ、これでもう一日終わりだね」

すると旅行者はまじめな顔で漁師に向かってこう言った。

「ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得した人間として、 きみにアドバイスしよう。いいかい、きみは毎日、もっと長い時間、 漁をするべきだ。 それであまった魚は売る。 お金が貯まったら大きな漁船を買う。そうすると漁獲高は上がり、儲けも増える。 その儲けで漁船を2隻、3隻と増やしていくんだ。やがて大漁船団ができるまでね。 そうしたら仲介人に魚を売るのはやめだ。 自前の水産品加工工場を建てて、そこに魚を入れる。 その頃にはきみはこのちっぽけな村を出てメキソコシティに引っ越し、 ロサンゼルスニューヨークへと進出していくだろう。 きみはマンハッタンのオフィスビルから企業の指揮をとるんだ」

漁師は尋ねた。

「そうなるまでにどれくらいかかるのかね」

「20年、いやおそらく25年でそこまでいくね」

「それからどうなるの」

「それから? そのときは本当にすごいことになるよ」

と旅行者はにんまりと笑い、

「今度は株を売却して、きみは億万長者になるのさ」

「それで?」

「そうしたら引退して、海岸近くの小さな村に住んで、 日が高くなるまでゆっくり寝て、 日中は釣りをしたり、 子どもと遊んだり、奥さんとシエスタして過ごして、 夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、 歌をうたって過ごすんだ。 どうだい。すばらしいだろう」

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 このアメリカンジョーク、個人的には大好きです。「お金は手段であって目的ではない」という事を凄く上手に皮肉に説明していますよね。拝金主義の現代社会においては考えさせられる事も多いのではないでしょうか?

 

 昔の会社の上司が、「人間なんて立って半畳、寝て一畳」とよく言ってましたが、確かに人間なんて死んでしまえば億万長者もホームレスも同じ、肉の塊になるわけですよね。

 

 このアメリカンジョークに対して結構色んな人が自分なりの考察を書いていて、それに触発されて僕も少し書いてみたくなったので書かせて頂きますね。

 

 面白い事にこのジョークに対する考察の多くが、「最終的に同じゴールだとしてもそれまでの経験がちがうじゃないか?」であったり、「向上心を持って生きた人生の方が価値があるのではないか?」といった、どうにもこうにも「人生は何かを生み出すもの、向上していくもの・・・」のような内容ばかりで、結局のところ目的は「自分自身の成長」っていう、自分自身の枠から抜けれてないような気がするんです。まあ、かくいう僕もそこに対しては大賛成ですし、基本はその考えと変わらないのですがこのアメリカンジョークが言いたい事ってそういうことだったんですかね?

 

 ハーバードでMBAを取得したビジネスエリートもメキシコの漁師も最後は自分自身の家族が友達といった、Unconditional Loveなところを目的としている分けですよね?

 

 であれば僕はこのジョークは、「向上心を持って日々努力を惜しまず頑張れば必ず成功できる。但し目の前の成功や利益に捉われて、本当に大切なものを見失わないようにしなさいね」ってことを教えてくれているように感じるのであります。

 

 結局のところ人生はバランス感覚なのかもしれませんね!

 

って書いてたらセネカの「生の短さについて」を思い出しました!

 

生の短さについて 他2篇 (岩波文庫)

生の短さについて 他2篇 (岩波文庫)